“触れる絵本”の登場!?3Dプリンターで作る絵本が近未来的すぎる。

みんなが慣れ親しんだ絵本。

3Dプリンターを活用した、「触れる絵本」というものが出てきました。

内容としては、絵本の内容を3Dプリントして、ストーリーや内容を手で触れてわかるようにするもの。

「触れる」というキーワードで新しく情報を得られるというもの。イメージとしては、点字に近い印象です。

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新しい読者体験として面白いと思います。

確かに、点字だと汎用性がきかないし、制作コストが高くなる。

下記、引用としては、

コロラド大学のDepartment of Computer Scienceに所属する准教授Tom Yeh氏の研究チームでは、普通の絵本を3Dプリントされたページに変換し、視覚障害のある子どもたちが手で触れて、イラストやストーリーがわかるようにする「触れる絵本」の開発に取り組んでいる。

通例、点字を学び始めるのが6歳以降であるため、それまでの期間に、自分の手を使って本を読む機会を与えられ、世界はどのようなものなのか体験できることには、大きな価値があるという。

http://news.mynavi.jp/news/2014/10/22/268/

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パーソナルタイプの絵本が普及すれば、自分で好きな絵本を作ることも可能ですね!

個人的に、3Dプリンターは点字のような役割を担うのかと思います。

過去にも記事にて取り上げました。

3Dプリンターの新しい活用法?視覚障害者のために立体地図を作成。 – 「3Dが、3分で分かる!3Dニュース」

ヤフーなども同じような活動を行っています。

ヤフー、視覚障害者向け「さわれる検索」の3Dデータとアプリケーションをオープン化 | Web担当者Forum

今後、「触れる」というキーワードは、3Dプリンターで重要なテーマになるかもしれませんね。

触れるという分野が発達すれば、生活や暮らしのが大きく変化するかもしれません。

個人的にこういった活動に未来を感じます!w

また、少しベクトルが違いますが、こんな活動もあります。

また、3D絵本として、こんなモノもありました。

3Dプリンターに関連するものではありませんが、発想の着眼点としてすごく面白いかも!


まるで3D絵本のパラパラブックスが凄い!! – バラ肉色の生活


X’masパラパラブックス「クリスマスの足音」 – YouTube

【結論】

面白ければ、すべてよし!!

■参考サイト

普通の絵本を3Dプリントで“触れる絵本”に!目が不自由な子どもに読書体験を | マイナビニュース


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株式会社メルタは、3D事業に特化した会社です。
3Dデータ作成のモデリーや、3Dプリントの3Dayプリンターなどのサービスを運営しています。ライターの仕事も受け付けます。


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株式会社メルタの代表。 1991年生まれ。高校・大学とボクシングのサンドバックに打ち込み、新卒で入ったベンチャーが半年で倒産し、未経験の3Dプリンター業界で起業。 創業当初は「3人の株式会社」という社名にして怒られていました。目新しいサービスが好きです。