ボンサイラボが発表した「FabPod」は音声ナビゲーションが付いた3Dプリンター

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ボンサイラボ株式会社が、「CES 2016」のイベントで、3Dプリンター機種「FabPod」と3Dソフト「FabPodUI」の発表を行いました。

>>ボンサイラボ会社HP

Bonsailab

音声ナビゲーションで操作の複雑性を解消

本機種の特徴は、音声ナビゲーションのソフトの搭載!

ソフトの「Fab UI」では、従来の3Dソフトの問題点でもある操作性を、音声ナビゲーションにて解消しています。これにより、今までにないリアリティや仮想空間に居るような操作性が可能です。

また、「Fab UI」は本機種だけでなく、他の3Dプリンター機種にも汎用的に提供していく予定です。

 

Unityを活用

本ソフトは、統合ゲーム開発環境であるUnityに対応しております。

ゲームソフトMinecraftなどで有名なツールですが、将来的な3Dプリンター市場においても幅広く活用される予定です。本ソフトを利用することで、今後の3Dプリンターの可能性を広げていき、AR/VRの分野にも対応していきます。

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ターゲットは教育市場

教育現場からは、低価格、操作が簡単、壊れにくく安全!というワードが重視されています。

現場の声を反映し、FabPodが登場しました。エンジニアリングや数学に重点を置くSTEM市場をターゲットそしております。

値段は500ドル

「Fab Pod」の価格は500ドル(5~6万円)サイズは、220×220(mm)になります。

リリースは、2016年の春頃を予定しております。

ボンサイラボ社

また同社は、家庭用3Dプリンターの「BS01」などを提供しており、プリンターメイカーとして高い認知度を誇ってます。

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2015年には、子供向けの3Dプリンターを開発しており、プリンターの開発において先進的な取り組みをしている印象です、

子どもも安心の玩具向け3Dプリンター ボンサイラボ :日本経済新聞

今後のボンサイラボ社に注目です!

■参考サイト

ボンサイラボ、音声ナビ機能搭載の3Dプリンタ「FabPod」をCESに出品 | fabcross

ボンサイラボ、海外市場向け3Dプリンタを発表 – 500ドル以下・STEM教育向け | マイナビニュース

Bonsai Lab Launches the World’s First Voice Controlled 3D Printer: The Sub-$500 FabPod | 3DPrint.com

ASCII.jp:500ドル以下で「音声ナビゲーション」搭載3Dプリンター「FabPod」|CES 2016レポート


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