新しい3Dプリント技術?サポート材もいらず、回転も自由な、浮遊型の造形技術の特許が生まれる。

空中で3Dプリントを造形する技術の特許が誕生

タイトルが長く申し訳ありません。

このたび、新しい3Dプリント技術特許が取得されました。その内容が非常にアクティブなものだったので、かなりテンションが上がっておりました。

こちらの特許は、空中に浮いている状態でオブジェクトを作成するというもの。

そのため、サポート材も要らず、人の手も介さず、回転しながら自由自在にプリント造形することが可能です。

f:id:osic:20160227143107p:plain自分の中では、全くの未知数の技術ですが、インスピレーションというか、なにか未来的なモノを感じます。

複数のプリントヘッドと磁器製の素材があれば、空中での3Dプリントが可能ということです。

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▲複数の3Dプリンターが囲ってる様子(カオスだ)

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▲手術時の様子しているような絵面ですね。

ガトリングを持ったロボット兵にも見えます。

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▲3Dプリントノズルから素材を出力していきます。

オブジェクトに磁気があり、磁気を利用することにより浮遊しているとのこと。

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粒子状の素材?こんな感じで材料を積み重ねていきます。

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▲空中なので回転も可能。マルチ素材も可能なのでは?

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▲出来上がったオブジェクト(造形物)は、目的地に運ばれていき、、

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▲そのままフィットされます。なぜ飛行機なのかは不明です。

 

 

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▲造形イメージ

 

詳しい動画はこちらからから。

www.youtube.com

 

まだ色々と未知数 ・・・

動画などもCGメインですので、実際の画像やデモ動画はない状態…

今の段階ですとまだどのように実用化されるのか見えてきません。あくまで企画段階の分野ではありますが、コンセプトはおもしろいと思いましたので、早く実用化に進んで欲しいです。

今後の技術の発展に期待です!

 

■参考サイト

空中浮揚型3Dプリント技術はオブジェクトを空中でプリントする | TechCrunch Japan

Boeing is 3D printing objects while levitating in space – PatentYogi


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株式会社メルタは、3D事業に特化した会社です。
3Dデータ作成のモデリーや、3Dプリントの3Dayプリンターなどのサービスを運営しています。ライターの仕事も受け付けます。


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株式会社メルタの代表。 1991年生まれ。高校・大学とボクシングのサンドバックに打ち込み、新卒で入ったベンチャーが半年で倒産し、未経験の3Dプリンター業界で起業。 創業当初は「3人の株式会社」という社名にして怒られていました。目新しいサービスが好きです。