3Dプリンターでオリジナルメガネを作る試みが増えてきている?

ここ数年、世界中で3Dプリンターを使って眼鏡をオーダーメイド化する動きが高まってきているような気がします。

以下、ここ最近のニュース記事です。

 

ベルギーのスタートアップであるYUMA社が、3Dプリンターを使ったリサイクルサングラスの製造に着手。

こちらは、竹やPETボトルなどを減量にしたリサイクルフィラメントを元に、カスタムサングラスを作るサービスです。

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現在は、クラウドファンディングに応募中です。価格は11,000~16,000円。

フレームとレンズがセットでの価格です。あれ、思ったよりも安い?

 

マテリアライズジャパンが、究極のオーダーメイド眼鏡作成サービスを開始

3Dプリンター企業として非常に有名なマテリアライズが出したサービス。こちらの記事は、多くの注目を集めました。

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会社のサイト本文に「究極のオーダーメイドサービス」とありますが、居酒屋によくある「究極の卵かけご飯!」みたいなキャッチーさも感じられます。

自分の顔をスキャンし、自分の顔にフィットする眼鏡の形状、レンズ位置を調整してくれます。もちろん、自分でフレームの色やデザインも選択できます。

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3Dプリントメガネは今後浸透するのか?

周りの3Dプリンター事業者の話を聞く限り、3Dプリンターは「衣食住」と身の周りに近いものから普及するという見解があります。

眼鏡は製造コストも低く、オーダーメイドのニーズがあり、顧客数の規模も大きいため、3Dプリンターのキラー商品として、まさに本命なのではと考えます。

 

3Dプリンターで家を作るのは少しリスキーだし、服を作るにしても大げさかもしれませんが、「1万円前後で眼鏡をつくる」というのは現実的ではないでしょうか?

今後のメガネ3Dプリントの動きに期待です!

 

■参考サイト

未来の眼鏡は顔面スキャンと3Dプリントで!究極のオーダーメイド眼鏡がマテリアライズとHOYAから誕生

ベルギーのベンチャー企業が3Dプリンターでリサイクルサングラス製造を計画 | 世界の3Dプリンターニュース

 


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株式会社メルタは、3D事業に特化した会社です。
3Dデータ作成のモデリーや、3Dプリントの3Dayプリンターなどのサービスを運営しています。ライターの仕事も受け付けます。


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株式会社メルタの代表。 1991年生まれ。高校・大学とボクシングのサンドバックに打ち込み、新卒で入ったベンチャーが半年で倒産し、未経験の3Dプリンター業界で起業。 創業当初は「3人の株式会社」という社名にして怒られていました。目新しいサービスが好きです。