そこまでできるのか!3Dプリンターで人工眼球を生成!?

ロボコップターミネーターサイボーグ009・・・

この世にはサイボーグを題材にした物語が沢山ありその中の登場人物はどれも
身体に凄い機能が備わっていた。それが今、現実になろうとしている。

今回、3Dプリンターで製造するのは『眼球』!!!

イタリアのデザインスタジオMHOXがバイオテクノロジーを駆使し
高性能な眼球の市販化を目指している。

病気や障害により失った視力を取り戻すためにも是非、開発を
進めてもらいたいと期待が膨らんでしまう。

今まで、バイオ3Dプリンターを使って細胞を出力する話を耳にしたことは、
あったが『眼球』を製造しようとするのは驚きだ。

そしてさらに驚愕なのがMHOXが考える3つのモデルにある。

左から「HEAL」「ENHANCE」「ADVANCE」とあるが順に英文を
解読していく(汗)

1)HEAL

まず「HEAL」だがこれは通常の眼球の代用となるものだ。
前述のとおり病気や障害により失った視力の代わりとなる。

2)ENHANCE

次に「ENHANCE」だがハイパー網膜を使用し解像度を1.5倍まで
アップしてくれる。
さらに特別な錠剤を飲むことで視覚信号にフィルターを掛け
白黒やヴィンテージといったモード変換機能を持っている!!!

3)ADVANCE

最後に「ADVANCE」だが、これらの機能に加えwi-fiを搭載しており
視覚情報を記録・共有することが可能となる。(スゲーーー!!!)


この錠剤を飲むことで複数の機能が起動する。

外科手術は初めの一回で、その後はユーザー自身で眼球の交換やアップデートが
できるようにしたいと考えているとのこと。

視力を回復、視力低下前に戻すだけでなくそれ以上の付加価値を
目指すこのプロジェクト。
MHOXは2027年1月までに市販化を実現したいと考えている。

話を聞くだけだと、移植のリスクや本当に実現できるのかなど
まだまだ自分たちの生活におりてくる想像は難しいが、

実際に実現に向けてプロジェクトが進んでいる今、私たちが観てきた
SF映画の世界はさらに近づいているのではないだろうか。


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