IoTの民主化で、世界はひとつの工場になる — 「現代の傾奇者」カブク社に訊く、ものづくりの未来/稲田雅彦 清水篤彦 カブク社

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3Dプリンター事業者に話を聞こうシリーズ

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浜松町にある3Dプリンター事業者に特化したコワーキングスペース「STL」

本記事は、STLオフィスに3Dプリンター事業者をお招きし、事業の裏話を聞いてみようという企画です。

第5回は、株式会社カブク代表の稲田さん、事業責任者の清水さんにお話を聞いてみます。今回は稲田さんの予定の都合上、カブク社オフィスに伺っての取材です。

“STLオフィスで話を聞く”というコンセプトは、遠い過去の話となってしまいましたが、そこは突っ込まずに記事を見ていただければと思います。

カブク社 プロフィール

株式会社カブクはデジタルものづくり技術をコアテクノロジーとした、 ハードウェアとソフトウェアとデザインを融合したプロダクト・サービス開発を行っています。「Rinkak Business(リンカクビジネス)」では法人のお客様向けに3Dプリント技術のソリューション提供、デジタルクリエイターが世界で活躍するにあたってのサポート、 産官学連携による先端技術研究等に携わっています。

2014年には電通との業務提携を行い、トヨタ、ホンダ、オリンパス、マイクロソフト、スクエアエニックス、ロフト、コンランショップ、カルピス、フジテレビ、TBS、博報堂との協業実績があります。また、「Rinkak Factory(リンカクファクトリー)」では、3Dプリンターで製造する工場向けのクラウド基幹業務クラウドサービス「Rinkak 3D Printing Manufacturing Management Service(Rinkak 3D Printing MMS)」、世界中のお客様から3Dプリンター出力の製造受託できるパートナープログラムを提供しています。

 

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■登場人物(左から、X人の株式会社、稲田 雅彦、清水 篤彦)

スタート

稲田:本日は、わざわざ弊社オフィスまでお越しいただきありがとうございます。5人の株式会社の取材記事はよく見ていますよ。とても文才がありますね。

X人:ありがとうございます。なんか、京都人の「坊っちゃん、ピアノうまくなりましたな」のようなプレッシャーを感じますが。今回は稲田さんだけと思いきや、清水さんも来ているんですね。

清水:僕はリスクヘッジとして来ました。

X人:(めっちゃ警戒されている)

 

▼リスクヘッジとして同席していただいた清水さん。社内では事業開発部長を務めています。

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X人:あと、ちょっと飲み物を用意してきたのでどうぞ(ゴソゴソ)

稲田:なんですかこれは?

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X人:水素水です。

清水:水素水?

稲田:しかも、どこのメーカーかも分からへん奴やないですか。

X人:人の体には、活性酸素という悪玉菌があるんですが、それを緩和してくれる効果があります。

稲田:疑似科学じゃないですか。

X人:今回は、稲田さんが真面目に話している横で水素水が紛れて写っているというコンセプトで進めさせていただければと思います。

▼水素水。350mlで200円と普通の水より、やや高い。

 

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※なお、水素水は水素が多く含まれているものであり、実際に身体に対する効用を保証するものではありません。

 

スタートアップと資本政策について

X人:早速質問ですが、まず資本政策についてお伺いします。現在の株主の構成時価総額について聞けますか?

稲田:事前にいただいた質問と全然違いますね。

清水:すでに録音されているのが怖い。

X人:あと、カブク社は数億円の調達されているのですが、稲田さんは現金でいくらくらい持ってるんですか?また、節税対策として金塊に変えていたりするんでしょうか?

稲田:とりあえず金塊には変えてないですし、僕自身の懐事情と全く関係が無いです。

X人:なるほど、資金調達しても金塊に変えてはいけないんですね。勉強になりました。では、これから調達される会社に対して、自身の経験やアドバイスなどをお聞かせいただけますでしょうか。

稲田:そうですね。カブク社は今までにトータルで約10億円調達しています。以前の久米原社長の取材記事でも仰ってましたが、なるべく資金調達せずに事業を進めていくという方向もありますし、その一方で、シリコンバレーによくあるスタートアップのように、スタートアップとして外部投資家から資金調達をして急激な成長していくやり方もあります。僕らは、いわゆる後者のザ・スタートアップ的なやり方でやらせていただいています。

X人:国内で3Dプリンター界隈で、スタートアップ系の会社はかなり珍しいですよね。多分、調達額も圧倒的に大きいと思います。

稲田:僕たちは、シリコンバレー的に言うと、ムーンショット型の事業をねらっていることになります。ムーンショットは月面探索のような果てしないビジョンを持った事業という意味で、1億を10億、10億を100億、1,000億を1兆円みたいに、毎回毎回会社の成果目標を10倍(10X、シリコンバレーではテンエックスとよく言われます)に置いていったりするので、こう言われます。それで最終的に売上1兆円を超える規模の大きな企業にしていくんですね。

 

▼スタートアップは、月面探索のようなイメージ

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X人:そういうものなんですね。

稲田:ムーンショットをねらうスタートアップ型の会社は、オーナー社長で会社を経営するオーナー経営とは別もので、他の人が株主として入るためとは違ったプレッシャーはあります。外部投資家から資金調達をして、資金が不足するまでの道「ランウェイ (ファッションショーのモデルたちが歩く舞台のこと) 」を伸ばしては、成長のためのダッシュを繰り返して、会社を急成長させていきます。

X人:アムウェイ?

稲田:ランウェイです。まず最初に資金調達で通常3ヶ月から6ヶ月分程度の資金調達し、その期間にで猛ダッシュします。そこで達成事項を成し遂げると、次の資金調達ができて、ランウェイが伸びます。スタートアップが生き延びる期間が、また18ヶ月から36ヶ月程度にまで伸びます。その間にまた一定の成果を上げることで、新たな資金調達へと進み、次のステージに移るというのを繰り返す事で、短期間で急成長を狙っていく形となります。

プレッシャーは勿論大きいんですが、よく会社経営で想像されるような、個人での連帯保証や自宅を担保に入れるといったリスクはありません。極論を言えば、命はとられないのです。融資でも命はとられないのですが。

X人:スタートアップは、成長する時間に期限があるのと、急成長が課せられているのが特徴なんですね。

稲田:良くも悪くもそうです。

X人:あと話してみて思ったのですが、稲田さんは取材慣れしていますね。すごい丁寧で分かりやすいです。

稲田:ありがとうございます。

X人:あと、すごい失礼なんですが、このペースでいくと打ち合わせの時間内に収まらない感じがするので、1つの質問に対して5分以内に回答して頂いてもよろしいでしょうか?

稲田:すみません。気をつけます。

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民主化について

X人:カブクさんのビジョンである「ものづくりの民主化」についての質問です。もう少し民主化という言葉について踏み込んで聞きたいんですが、民主主義という観点で参考にしている事例はありますか?

稲田:それは、議会制民主主義について話せばいいですか?

X人:他の事例でも大丈夫です。

稲田:海外では、デジタル・デモクラタイゼーション(デジタルの民主化)というワードが、注目されたことがあります。Twitter・Google・Facebookなどがやっていることが、デジタル・デモクラタイゼーションと呼ばれていて、デジタルの民主化と言われています。今までマス・メディアや企業、国が囲っていて閉じていた世界を、個の時代に、オープンに、開かれた世界にしたというムーブメントです。

例えば、FacebookやTwitterは政治面で、大きな影響を持って、ひと昔前のジャスミン革命のように、中東でFacebookやTwitterを通じて民主的な革命が起こっています。このようなネットから大きな個が、大きな動きを起こすという流れがシリコンバレーから生まれてきています。

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X人:デジタルという分野において、どんどん民主化の流れがきているんですね。

稲田:あと、シリコンバレーはの日本文化の思想やヒッピー思想などのカルチャーもあって、ピュアに世界を変えていこうという考え方から、先ほどのFacebookしかり、最近はUberやAirbnbみたいに、異なった業界でも、デジタルの民主化の動きがあります。今後もそういった流れは続くのではないかと思います。

X人:シリコンバレーにおいて、日本の思想が重宝されているとは…。最近ですと、個人間の民泊のプラットフォームであるAirbnbが、多くの土地やビルを保有している三菱地所や三井不動産の時価総額を超えたという事例がありましたね。ITによって民主化の力が発揮されるようになったんですね。

稲田:そうです。あとイギリスの議会制民主主義の事例では、、

X人:5分を過ぎたので、次の質問にいきましょう。

▼デジタルの世界において、ソーシャルメディアを筆頭に民主化の動きが出てきている

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家庭用3Dプリンターについての見解

X人:カブク社のサービスは、産業用3Dプリンターをメインにされている印象ですが、家庭用3Dプリンターに注力しない理由についてお伺いできますか?

一般的に、「ものづくりの民主化」というビジョンからは、家庭用3Dプリンターの方が連想されるという方もいると思うのですが、産業用3Dプリンターを軸にされている考えについて教えてください。

清水:現在はそこに注力していないだけで、将来的な事業計画として家庭用3Dプリンターはもちろん構想として入っています。現状、家庭用3Dプリンターでできることと最終製造として使いたいというユーザーの間には乖離があって、事業が成り立ちにくいかと考えています。今は時代と品質がマッチしないといった部分から、BtoBに注力していますね。

稲田:民主化に関しても、工場の民主化といった意味合いではなく、いち法人や個人が、次の本田、ソニーのようなプロダクトや企業をつくる世の中にするという方が正しいです。スタートアップや個人でも従来の大企業に引けを取らないような、ものづくりをしていこうという視点で考えた際、現時点では最終製品製造では産業用の3Dプリンターの方が重要であると感じています。

X人:機械を一般の家庭に配るというのではなく、最終製品製造を簡易にするというのが大事なんですね。

 

▼Rinkakでは、産業用の3Dプリンターによって高精度なプロダクトを製造している。

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3Dプリントプロダクト「ユニ by Salokannel」の商品詳細 | 3Dプリンター&3Dプリントサービス「rinkak」

 

社内で印象に残っているプロダクト

X人:自社内で、印象に残っているプロダクトはありますでしょうか。

清水:以前、弊社が運営しているRinkak内でコンテストを行いまして、その中での優秀作品が記憶に残っています。指の不自由な方がPCのタップをする時に、入力を助けるような入力補助具を3Dプリントで作ったんですね。これは社会意義もあり、僕の中で印象的でした。

X人:すごい良い話ですね。稲田さんはいかがでしょう?

稲田:うーん、今までの流れで言うと、これはネタで行くのか真面目でいくべきなのか迷っています。

清水が真面目だったのでネタ方面でいうと、創業当初に広告企業から案件で3Dプリンターでバナー広告のついたスマホケースを作りました。これは、広告を画面ではなくスマホケースに直接広告のような板を差し込むというものです。

 

▼リアルバナーが入ったスマホケース

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広告が邪魔で、スマホ操作が出来ないというデメリットがあります。あと、スマホケースに、爪やすり機能、クワガタを計る定規、フリスクを入れるポケットなど無駄な機能がついています。

X人:めちゃくちゃ技術の無駄遣いですね。

稲田:このために、社内の非常に優秀なインダストリアルデザイナーが2日間徹夜しました。創業して間もない時ですが、起業してから1番のヒトの無駄遣いだったと思います。

X人:カブクさんは真面目な会社かと思いきや、そういった面白いこともされているんですね。

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参考URL:この世で最もウザいiPhoneケースを開発したのでプレゼント! – アイモバイル

 

興味がある会社

X人:3Dプリンター関連企業以外で興味がある会社はありますか?

清水:個人的にバーグハンバーグバーグのオモコロはめっちゃ見てますね。

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X人:最初のスタートアップの話はどこにいったんですか?

稲田:イーロン・マスクは凄いです。JAXAが30年かかってもできなかったことが、1人の男によって実現されようとしているみたいなところは。非常にスケールが大きいと思います。

X人:今回は稲田さんが真面目に返答している。

清水:ちなみに3Dプリンター関連で言うと、もはやベンチャーではないのですがマテリアライズとかは興味があります。

X人:マテリアライズ人気だなー。

 

工場の自動化について

X人:カブク社では、”AIを使って3Dプリントの適切な工場を選定する”という取り組みをされていますが、3Dプリントの自動化はどこまで実現可能だと思いますか?

例えば、3Dプリントを依頼する際に、多くの必要事項やファクターがあると思います。

案件を進める際には「なめらか」とか「ニュルッとした」みたいな定量化が難しい抽象的な表現だったり、言葉だけでは読み取れないニュアンスなどが多くあるはずです。そういったコミュニケーション齟齬も含めて、どこまで自動化はできると考えますでしょうか?

清水:そうですね。まず我々が行っていることは、機械側の自動化を行うというよりも、製造のクオリティコントロールの最適化やそれを工場のオペレーションに対して適用するというものでしょうか。

X人:受注までのインターフェイスを自動化するという意味合いではなく、工場や機械自体の造形物の差異をなくすように、機材毎の出力を最適化しようということなんですね。

稲田:はい。最近、ようやくIoTの世界で規格標準化の流れが進んでいます。アメリカ、ドイツ、日本などが主体となって規格標準化をしようという動きが整いつつあります。全部の工場がIoTされるには、それこそ10年はかかると思うんですが。

X人:逆に10年は早い印象です。個人的にはもっとかかるものかと思ってました。

稲田:10年経てば、ある程度カタチになると思いますよ。IoT化されない企業は競争から淘汰されていく可能性があるので、国自体が積極的に取り組んでいますし。

X人:全世界で、ものづくりのコミュニケーションを揃えようというイメージでしょうか?

稲田:その通りです。あとは、弊社の事業としては、装置のやり取りだったり、装置を横につないでいくような取り組みをさせていただいています。

機械のアウトプットの自動化が進むと、機械のクオリティの差異がなくなっていきます。その後、装置自体をいかに繋いでいくか?という取り組みを、10年くらいゴリゴリ回していくと、将来的にかなりの部分の生産自体を自動化できると考えています。

▼IoTの未来について語る稲田社長。隣りにある水素水が気になる。

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2Dから3Dへの自動化について

X人:では、工場サイドでなく、2Dモデルから造形までを自動で造形することは可能でしょうか?例えば、何かのサービスで、2D図面を入れると、自動で3Dモデル化し、最適な3Dプリンターの工場に送られて、お客様の手元に届くようなイメージです。ソシャゲーやVRなどで使えられれば、かなりコンシューマー向けのサービスとして幅が広がりそうですが、この領域においては応用可能でしょうか?

稲田:“ヒトを介した前提での自動化”“完全なる自動化”によって実現レベルが変わってくると思います。例えばトヨタなどの工場では、ヒトを入れた状態での工場の「自働化」は既にありますが、完全にヒトのいない工場。いわゆるフルオートメーションというのは、多くないですし、システムとしても柔軟性がありません。

X人:半分自動化であれば、割と簡単なんですね。

清水:そうですね。あと、3Dプリンターの場合ですと、プロダクトの分野によるところが非常に大きいと思います。例えば、弊社が出している「星のドラゴンクエスト」のサービスは、データ修正などで人力の作業が入るのでフル自動化でなく、「凸凹マップ」は間に人が入らず製造へ進む「自働化」の仕組みにしています。

 

▼星のドラゴンクエスト(ゲーム内の自分のキャラクターが3Dプリントフィギュアとして手元に届く)

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▼凸凹マップ(日本の地図を立体的にする)

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清水:また、「凸凹マップ」はWEB内で完結しており、2次元のデータを自動で3D化し、中抜したデータを3Dプリントして配送する形で「自働化」しています。

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X人:なるほど、プロダクトによって難易度が大きく変わるのですね。先ほどのプロダクト以外ですと、人の手を介さずに自動化がいけそうな分野ってありますか?例えば、MITなどが積極的に着手している医療現場ではいかがしょう?

清水:かなりの年月はかかると思いますが、十分可能かと思います。医療に関しますと、現在はデータ量が凄く大きいのとデータ精度の悪さがネックですね。

X人:なるほど、そうなんですね。ちなみに、稲田さんは愛人はいるんですか?

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稲田:愛人ですか??

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稲田:いません。

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社内制度について

X人:会社内で海外のメンバーが多いと思いますが、社内の制度で特徴的なことはありますか?

稲田:それは面白法人カヤックのサイコロ給みたいな感じですか?

清水:うーん、色々あるんですが、特に椅子にはこだわっていると思います。ハーマンミラーの中古を仕入れて揃えています。エンジニアやデザイナーが多いので、腰痛には特に気をつけています。

X人:なるほど。腰痛に気をつけている会社なんですね。

清水:ややメッセージ性がボカされている気がしますが、そんな感じです。

 

▼カブクオフィス内。椅子やモニターは良いものを使っている。家庭用3Dプリンターも完備。

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▼水素水を飲んでいる稲田さん。健康にも十分に気を使っているようだ。

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海外の大企業は3Dプリンター事業をどう見ている?

X人:ここ数年で、アップルやAmazonなどの世界的な大企業が3Dプリンター事業を着手して大きなニュースになっていますが、その辺りの流れについてはどう思われますか?

清水:たしかに、Amazonなどは結構初期から始めていますね。ただ個人的には、まだどこの会社も試験的な感じなのかなとも思います。実際の3Dプリンターのマーケットを見ても分かると思うのですが、おそらく彼らが思い描いている景色に比べて、実際に出ている結果というのが、多分、何百分の1とかのスケールではないかと感じています。

そうなると、彼らの事業としては本腰を入れて手をつける段階ではないので、今は様子を見つつ、芽が出た会社を買収するという方が合理的なんじゃないかと考えます。

 

▼2015年。Amazonが3Dプリンター搭載トラックでの配送を検討し、話題を集めた。

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他の技術との親和性

X人:他技術の親和性についてお聞かせください。VR・IOT・ドローン・ロボットなど、現在のバズワードにおいて、これは引っかかりそうだと思う分野はありますか?

稲田:先ほどのワードに関しては、全部引っかかりそうですね。あくまで3Dプリンターは技術というかツールでしかないので、他の技術と組み合わせないと、むしろ意味がないのかな思います。そもそも、3Dプリンターは、どう使うかが重要じゃないですか。

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X人:ありがとうございます。以上でインタビューを終わりにしたいと思います。

稲田さんは非常にロジカルで、スケールの大きな社長だと感じました。そんな稲田社長から楽天の三木谷社長に対して何かアドバイスを頂けますでしょうか?

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稲田:え、新経済連盟に対して言うんですか??

清水:これは本当に何も言えないですね。

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X人:お願いします!!

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稲田:尊敬しております。

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インタビューまとめ

  • 水素水は、活性酸素を緩和させる効用がある
  • スタートアップは、目標を10倍以上に設定して、資金が不足するまでの道「ランウェイ」を延ばし、月面着陸のような大きな目標ねらう会社を指す。
    友達を10倍に増やしていくのはアムウェイ。
  • デジタルの世界では、シリコンバレーを中心に「デジタルの民主化」の動きが根底にある
  • 世界単位でものづくりのコミュニケーションフォーマットが統一される流れがある
  • オモコロは面白いWEBメディア
  • まだ大企業は、3Dプリンター事業を試験的にみている
  • 3Dプリンターはどう使うかが一番重要
  • 楽天は良い会社

 

最後に

スタートアップ企業であるカブク社からは、スタートアップ企業であるカブク社からは、まるでグーグルらが1億ドル以上出資する超高速3Dプリンタ『Carbon3D』の3Dプリント造形のようなスピード感を感じました。

また、今回は全くというほど出番のなかった浜松町のSTLオフィス。引き続き会員も募集しています。オフィス見学などにもお気軽にお越しください。

3dnews.3day-printer.com

 

 

<取材後>

X人:改めて取材のご協力ありがとうございました。以前にお二方と飲んだ際に、僕が酔っ払ってて変なノリでしか話せなかったと思うので、今日は真面目な話ができて良かったです。

稲田:そうですね。今日もあまり変わらなかったと思いますが。

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(終わり)


<運営元情報>
X人の株式会社は、3D事業に特化した会社です。
3Dデータ作成のモデリーや、3Dプリントの3Dayプリンターなどをサービスを運営しています。