3Dプリンターで倒壊したダラハラ塔を再現。ネパール震災のチャリティー企画を開始しました。

記憶に新しいネパールの震災。

ネパール地震 (2015年) – Wikipedia

ニュースなどで大々的に放送され、ご存知の方も多いかと思います。 

震災から約3ヶ月が経ちましたが、現在でも雨を防げる仮設住宅、水や食料の不足、停電に通信網の遮断等の課題が山積みになっています。

(写真撮影:風間龍行)

そこで、この度、私たちは3Dプリンターを用いたネパール震災のチャリティープロジェクトを開始致しました。

Pray for Nepal by 3D printer

本企画は、MONOmagic様、shrink様、3Dwave様との共同プロジェクトになります。

ダラハラ塔の倒壊前の状態を3Dプリンターで再現し、特設のECサイトで販売(募金)します。

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倒壊前のダラハラ塔。

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19世紀に建てられたダラハラ塔。

カトマンズで最も高い建築物で、長い歴史があります。ユニセフの世界文化遺産にも登録されており、世界的に有名な観光地になります。

今回の倒壊の被害を忘れないように、3Dプリンターで倒壊前の姿を再現しました。

震災で倒壊したダラハラ塔を記憶から風化しないよう手元に置いてもらいたいと考えました。

3Dプリンターを使うので、オーダーメイドにこだわりました。

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募金者のシリアルナンバー、名前を一緒に出力します。

ダラハラ塔は、フルカラー石膏で造形。募金金額は、5,000円〜になります。

チャリティー企画ですので、売上の原価(材料費・販促費・送料など)を除く利益をチョウタラ募金に全額寄付します。

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少し話は変わりますが、

以前、弊社で農家のリンゴを作ったことがあります。

みんなで心を込めて3Dプリンターで作った!福島県の優しいリンゴ | Un-industrial (非産業化)

亡くなった農家のリンゴを、食べて無くなる前に3Dプリンターで手元に置きたいという依頼です。

3Dプリンターで残したいものを作る。そんな使い方もあるのかと思います。

今回のプロジェクトは、3Dプリンターを使った新しい支援のカタチを考えました。

もしよろしければ、是非とも協力して頂けますと幸いです。

Pray for Nepal by 3D printer

宜しくお願いします。


画像の説明文 <運営元情報>
株式会社メルタは、3D事業に特化した会社です。
3Dデータ作成のモデリーや、3Dプリントの3Dayプリンターなどのサービスを運営しています。ライターの仕事も受け付けます。