ミシンではなく、3Dプリンターで服を作れる時代がやってくるかもしれません。
現在開発中の「エレクトロルーム・アルファ」は、服を出力できる3Dプリンターです。
原理はあまり分かりませんが、繊維(?)を造形します。
こちらが「エレクトロルーム・アルファ」
結構デカイ!
見た感じ、普通の生地です。
折りたたんだりすることもできます。
作り方について。
動画であまり製造の場面がなかったのですが、要約してみます。(間違えてたらすみません)
①自前で型を作ってセットする。
②型に向かって繊維が溶け込んだ溶解が飛んで行き、電解によって付着(コーディング)させる。
③溶解の内にナノファイバー(布製品)が入っており、服を作成。
繋ぎ目、縫い目のない洋服が出来るとのことです。(現時点ですと、シンプルなものしか出来なさそうですが)
新しい造形方法で、3Dプリンター!っぽくはないのですが、面白い着眼点です。
Kickstarterはこちら。
Electroloom – The World’s First 3D Fabric Printer by Electroloom — Kickstarter
3Dプリンターや技術的な部分でなく、Kickstarterページを見て気になった点が2つあります。
①動く画像が多い。
②なんか説明の際にでコーラを飲んでる。
アメリカっぽい!笑
Kickstarterでのリターン(特典)が、機種などでなく出力製品というのも面白い。
30ドルでサンプル生地、100ドルでスカートなど。
記事執筆した現時点で、目標金額の5万ドル中、3万ドル以上を集めています。
また、服を3Dプリントする初の試みで、多くの話題性を集めております。
今後の「Electroloom」に期待です。
■参考記事
服が作れる3Dプリンタがキックスターターで資金調達を開始 | 3Dプリント 3Dモデル制作なら3Dwave
<運営元情報>
株式会社メルタは、3D事業に特化した会社です。
3Dデータ作成のモデリーや、3Dプリントの3Dayプリンターなどのサービスを運営しています。ライターの仕事も受け付けます。