オランダのカラーファブが販売するユニークなフィラメント・素材まとめ!

カラーファブというベンチャー企業をご存じでしょうか。

オランダに拠点を置くカラーファブは、パーソナルタイプ向けの3Dプリンター素材やフィラメントを開発している会社で、そのユニークな商品の数々に世界中にファンがいるベンチャー企業です。

本日は、そんなカラーファブが開発・販売している3Dプリント素材をいくつかピックアップし、ご紹介したいと思います。

樹木系フィラメント

■ウッドフィル

その名の通り、出力物が木材のように見えるフィラメント素材で、実際に本物の木材成分が30%含まれています。

■バンブーフィル

こちらはバンブー、つまり竹を使ったフィラメントです。

20%の竹素材がフィラメントに含まれています。

金属系フィラメント

■コッパーフィル

本来、樹脂のみ3Dプリントできるパーソナルタイプのプリンターで、金属の造形は行えませんが、カラーファブのフィラメントを使えば、この通りです!

コッパーフィルは、銅の成分が入ったフィラメント!

研磨することで、銅特有の質感・光沢を再現できます!

■ブロンズフィル

Colorfabb bronzeFill 02

こちらは、コッパーフィルに続き、その名の通り青銅の成分が入っている金属含有フィラメント。

出力物を研磨することで、金属光沢を出すことも可能です。

■ブラスフィル

ブラスフィルは真鍮の成分が入っているフィラメント。

今月に2014年12月にリリースが発表された新発売の製品で、出荷は年明けの2月からとなります。

その他のユニーク素材

■グロウフィル

このフィラメントは蛍光成分が含まれており、なんと暗闇で光る!

用途がいろいろとありそうです!

他の会社では販売していない珍しいものですね。

■ペレットタイプの素材

フィラメントだけでなく、ペレットタイプの顆粒状素材も販売しています。

このような素材は販売している会社は非常に珍しいです。

フィラメントの段階から自作したいというマニア向けの素材のようです。

この顆粒状の素材から専用のフィラメント製造機を使ってフィラメントを製造できるとのこと。

また、ゆくゆくはペレットタイプの素材から、そのまま3Dプリントが行える機種も開発が進められているとのニュースもあります。

いかがでしたでしょうか。

確かに少しユニークな素材ばかり開発しているおもしろい企業だと思います。

今後も、カラーファブが販売する素材に注目です!

colorfabb


画像の説明文 <運営元情報>
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3Dデータ作成のモデリーや、3Dプリントの3Dayプリンターなどのサービスを運営しています。ライターの仕事も受け付けます。