障がい者就労支援事業所の「サンサン」では、3Dプリンターを使って、一人一人の障がいに合った「不便改善グッズ」をデザイン設計・出力する活動を行っています!
実際に、障がい者就労施設で働く障がいを持つメンバーが当事者意識を持って製作しており、将来的には障がいを持つ方が3Dプリンターにてデザイン・製作する職業として成り立たせることにも繋げたいとのこと。
今回のプロジェクトを実施しているのは、サンサンにて職業指導員をしている三野晃一さんです。
「障がい者が抱えるハンディは、一人一人で事情が全く違います。しかし、一般の企業では、大量生産・大量消費する製品しか成立しないため、本当に困っている人たちは、大衆的な道具でずっと我慢しているのが現状です。」
そこで今回のプロジェクトが動き始めたとのこと。
現在は試作品の段階ですが、まずは15人分の便利グッズを作る為にクラウドファンディングサイト「Ready For?」にて資金調達中です。
同じ事業所の児童デイサービスに通所する中学2年生の女の子、山根さん。
彼女は手の力が弱く、電動車いす操作レバーに、ゴルフボールをくり抜いた「ノブ」を使っていました。
このノブでは、押したり引いたりの操作がすべりやすいとても不便はものでした。
このノブを3Dプリンターでデザインし、、、
試行錯誤を繰り返すこと約半年、、、
完成した試作品がこちら!!!
障がい者やハンディを持っている方、一人一人に合わせたパーソナルな製品を作る。
まさしくはこれは、3Dプリンターにしかできない活動だと思います!
「3Dプリンターでつくった電動車いす操作レバーが、大満足」中2女子、ありのままを、語る。2014年7月5日。 – YouTube
<運営元情報>
株式会社メルタは、3D事業に特化した会社です。
3Dデータ作成のモデリーや、3Dプリントの3Dayプリンターなどのサービスを運営しています。ライターの仕事も受け付けます。