最終製品としてのトロフィー
今まで3Dプリンターは試作品の製作をメインに活用されてきましたが、近年では対応素材の増加と価格の低下から、最終製品の製作にも使われるようになりました。
私たちが運営している3Dayプリンターのサービスでは、ここ最近トロフィーの依頼が増えてきました。
3Dプリンターの特徴は、高精度な造形と小ロット製造に強いということ。
オリジナルデザインにしたい、100個以下のロットで作りたいという場合に、3Dプリンターは大きな力を発揮します。
また、家庭用の3Dプリンターでなく産業用のハイエンドの3Dプリンターを利用したり、後加工や塗装を加えることで、立派なトロフィーを製作することができます。
今回は、3Dプリンターを使ったオリジナルトロフィーの紹介をしていきます。
3Dayプリンター製作事例集
・WINGS FOR LIFE WORLD RUN 2016優勝トロフィー
レッドブル・ジャパン株式会社が開催する「Wings for Life World Run」の2016年度の優勝トロフィーを3Dプリントしました。 男女1名ずつに贈られるため、計2セットの製作。まずは、希望のデザインをAiデータで共有させていただき、弊社で3Dプリント可能な3Dデータを作成し、ナイロン樹脂で3Dプリント後、研磨・塗装し艶のある質感に仕上げました。また、3Dプリントだけでなく、台座と台座プレートを製作し、接着まで行いました。
・スペースシャワーTV
弊社HPより引用:http://3day-printer.com/
スペースシャワーTVが年に一度開催する、ミュージックビデオのアワード「SPACE SHOWER MUSIC VIDEO AWARDS」の表彰トロフィーを3Dプリンターで製作しました。
3Dプリント可能なデザインに落とし込むためデザイナーとディレクションを行い、試作品を数回造形し、デザインをチェックしながらデータを作成しました。 完成したデータに入賞した50組のアーティスト名と曲名を入れ、ナイロン樹脂で造形。50種各2個、合計100個を納品。
・熱海広告祭
熱海の広告祭で使われたオリジナルトロフィー。一枚絵の写真からトロフィーのアタマ部分を製作し、コピーの最優秀者にプレゼントしました。土台は別売りの既成品のものです。
他にも、掲載不可な制作事例が多いため、記事に載せられませんが、メッキ加工をした金色のトロフィーやフルカラーのトロフィーなどがあります。
その他、他社事例
・CEUD
画像出典元:ここまでできるのか!3Dプリンターで作られたトロフィーまとめ
・Formula1
画像出典元:世良耕太のときどきF1その他いろいろな日々:So-netブログ
・DMEトロフィー
画像出典元:3Dプリンターから作られたDME(デザインマネジメントヨーロッパ賞)のトロフィー | DesignWorks デザインワークス
・分子模型のトロフィー
画像出典元:3Dプリンター出力サービス アイジェットの社長ブログ:分子模型のトロフィー!
・ミニ四駆カップ
画像出典元:第二回Fabミニ四駆カップ開催決定!出場者には3Dプリント特別割引も | 3Dプリントブログ | i.materialise
3Dプリンターを使って、オリジナルトロフィーを!
いかがでしょうか。
3Dプリンターを活用することで、クリエイティブなトロフィーを作ることができます
一般的な価格は、フルオーダーで1個製造につき数万~10万円程度。やや高価ではありますが、サイズを小さくしたり中身をくり抜くことで、価格を下げることができます。
弊社でも承っていますので、イベントやコンペなどでオリジナルトロフィーを製作したい場合は、是非ご連絡ください。
<運営元情報>
株式会社メルタは、3D事業に特化した会社です。
3Dデータ作成のモデリーや、3Dプリントの3Dayプリンターなどのサービスを運営しています。ライターの仕事も受け付けます。