こんにちわんこ、メルタの濱中と申します。3Dプリントの会社で頑張っています。
2013年頃に3Dプリンターブームが起きて、 “ものづくりが簡単にできる”という言葉が広がりました。自分たちはそのタイミングで創業したのですが、ぼくが未だに気にしているテーマがあります。
みんな3Dプリンターでつくりたいものはあるのだろうか?
ただの好奇心ですね。
というわけで、今回の記事ではいろんな人につくりたいものを聞いていきたいと思います。サムネの女性は一切出てきません。
検証① 3Dプリント会社で働く女性デザイナー
まずはソファーでゴロゴロしていた会社メンバーに聞いてみることに。
ー3Dプリンターでなにかつくりたいものある?
「え、急に何?」
ーなんかつくりたいものあるかなーと思って。3秒以内で答えてよ!
「どうでもいいけど、今日すっぴんやねん。」
ー まじか…ごめんよ
「趣味でピアスとかネイルとかのアクセサリーを自分でつくっているんやけど、もうちょっと凝ったやつがほしいな〜。幾何学的なやつ」
ーそれはつくりたいモデルとかは決まっているの?
「うん、デザインも頭の中で決まっているよ。」
・
・・
・・・
ちゃんとあった。
しかもデザインのイメージまで考えていた。
しかし、彼女は3Dプリントの会社メンバーでデザイナーなので、一般人ではない。
もっと色んな人にも聞いてみよう。
検証②オフィスに遊びに来た後輩(営業職)
ーねえねえ、ちょっと来て
「え、なんですか」
ーこれうちの会社の3Dプリンターなんやけど、なんか欲しいのない? 今ならタダでつくるよ
「うーん、、文房具ですかね。。」
ー文房具?
「会社でつかえるオシャレなペンケースとかがあったら良いなーと思うのですが。。思い浮かばないな、、なんかすみません」
全体的に歯切れが悪かった。しかもなぜか謝られた。
気にせずドンドンいきます。
検証③ 新婚ホヤホヤのエンジニア
ー お疲れ様です。なにか作りたいものありますか?
「えー、そうですね」
「子どもです。」
子どもはつくれません。
検証④ 打ち合わせに来たWEB制作会社の社長
隠れる
ー打ち合わせ中、すみません
ーちょっとこちらに
ーこれ、3Dプリンターなんですけど、なにかつくりたいものありますか? できれば3秒以内で答えてください
「急に言われると難しいですね」
「うーん」
「最近オフィスを移転したので、ダルマとか」
「ただ、簡単そうですし、普通の既成品でもいいかもですね」
特に3Dプリンターの出番はなかった。
検証⑤ ジュエリー関係の社長
ーなんかつくりたいものある?
「え。。。」
ーほら、あなたジュエリーの仕事やっているし、なにかつくりたいのあるでしょ?
「ない」
なにもなかった。
検証⑥ 友達の娘と息子
ー こんにちは、3Dプリンターで何かつくりたいものある?
「お肉!!」
「うん!だっ!!」
声の大きさは100点だった。
ただ、つくりたいものじゃなくて欲しいものになっている。息子に関してはよく分からなかった。
そんな感じで色んな方にインタビューしてみました。
あと、服装見れば分かるのですが、これ地味に4ヶ月くらいかかってますからね、これ。
その他に出た答え
- トンボの形をした釣りのルアー
- クッキー型
- 家のスペースにフィットするタンス
- 味をカスタマイズできるハイチュウ(?)
- ボードゲームの立体駒
あれ、意外とないのかなー?と思ったらちゃんとありました。
ルアーに関しては、手作業でつくったトンボの形をしたルアーが普通に釣れるそうなので3Dプリンターだと相性がよさそう!という話がおもしろかったです。
あと、全体的に料理とか釣りとか趣味がある人は具体的な回答をしていたのが印象的でした。
今回の企画は3秒というくくりでしたが、雑談しているとドンドン出てきましたね。
みんななにが作れるののか分かっていないので、何がつくれるかを話すところから始めよう
知り合いの言葉で「鉛筆と紙を配ってもマンガ家は増えない」というたとえがありますが、道具の普及だけでは作り手は増えないのかなーと思いました。
それにあたりきちんとコーチングしたり、良い質問を出す聞き手の能力が大事なのかなと。
そんなこんなで、これからもメルタは3Dプリンターでいろんなモノを作っていきたいと思います、
※ちなみにこの記事は、会社の創業4年記念として書いたブログです。
【NG集】
▼隠れているときの様子
▼服を脱がそうとしたけど断られた時
▼ニヤケ面でリアルでNG
※本ブログは、会社の創業4年を記念して書きました(再度)
5年目は捕まらないようにがんばります。
株式会社メルタは、3D事業に特化した会社です。
3Dデータ作成のモデリーや、3Dプリントの3Dayプリンターなどのサービスを運営しています。ライターの仕事も受け付けます。