紙の3Dプリンター「Mcor iris」などを販売しているMcor社から新機種が登場しました。
紙素材の卓上3Dプリンター「Mcor ARKe」
紙の3Dプリンター。紙なので石膏素材に比べると色は鮮明に映ります。それにしてもかなりクオリティー高いですね。
造形方法としては、紙に塗装し、切り込みを居れて接着剤で重ねて3Dの模型を作っていきます。
本体サイズは880×633×593mmと、普通の2Dプリンターほどの大きさ。
以前は、素材の紙はコピー用紙のようなものでしたが、今回はスペース縮小のためロール紙を使用しております。
▼全モデルの産業用3Dプリンター。
ワークサイズは240×205×125mmまで可能です。
価格は約6,000ドル。従来のフルカラー造形の機種にしては、かなりの低価格です。
▲かなりのクオリティー。そしてこのサンプル品のおじさんは誰なんだろう…。
サポート材の除去の手間などの懸念点もありますが、使い方によっては大きく用途が広がりそうですね。
以下、動画になります。
www.youtube.com
それにしても同社は、アイルランドの会社のせいか製品の名前が読みづらい。
「アーケ」なのか、「アラケ」なのか?
同機種は、販売代理としてジェービーエムが取り扱う予定です。
今後の「McorARKe」に期待です。
■参考サイト
http://www.businessnewsline.com/news/201601120203070000.html
世界初の卓上型フルカラー3Dプリンター | 3DP id.arts
ASCII.jp:フルカラーも! 紙を重ねる3Dプリンターにデスクトップモデル登場|CES 2016レポート
<運営元情報>
株式会社メルタは、3D事業に特化した会社です。
3Dデータ作成のモデリーや、3Dプリントの3Dayプリンターなどのサービスを運営しています。ライターの仕事も受け付けます。