三次元脳を鍛える!クイズ形式で3Dデータを作成するモデルソフトが登場

本ブログの特徴として、3Dモデルソフトをあまり紹介しないことが挙げられます。

 

その理由は以下の通り。

・筆者はモデル制作があまり得意じゃない

・どちらかと言えば最終製品をブログのネタとして扱う方が好き

 

という個人的な好みに偏っていますが、今回ご紹介するモデルソフトは、そんな筆者の心を揺さぶったモデルソフトです。(決してステマではありません)

「作ってみよう!」とは?

「作ってみよう!」は、小中学生をターゲットにしたソフトモデルです。

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3Dプリンタ教育支援ソフト「作ってみよう!」を発売 | ICT教育ニュース

 

「作ってみよう!」は、子どもたちが実際に本ソフトを使用して立体図形を作成することで、その作成方法やXYZ軸の概念についてフィジカルに学ぶことができるというものです。

 

「作ってみよう!」の特徴  ※サイトから引用

 

◎座標の概念を学べます。

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「作ってみよう!」はマウスなどで絵を描かせるのではなく、座標で形や位置を指定します。
これにより、数値で立体物を表すトレーニングになります。

 

◎個人でステップアップできるようになっています。

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簡単な問題から難しい問題まで用意されています。
採点もされるので、個々人の進展に沿ってゲーム感覚で取り組むことができます。

 

◎作成したモデルは3Dプリンターで印刷できます。

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3Dプリンターがあれば、パソコン上で作ったものを、すぐに実際の立体物として手に取ることができます。
想像上のものがあっという間に目の前に現れる体験は、子供たちをとりこにするでしょう。

オフィスではなく、教育現場に3Dプリンターを

今まで、工業用・ホビー用のソフトは数多くありますが、教育支援に特化したソフトとしては、ほとんど例がなありません。

少し前に話題になったこちらの記事では、以下のように述べられていました。

 

実は自分の家に3Dプリンターを欲しがっている人はいない|ギズモード・ジャパン

最初期の未熟で、一番エキサイティングだったコンピューターは家庭で使われていたわけではありません。オフィスや学校にあったのです。そこで荒い技術を磨き上げ、煩わしさが無くなったところで家庭に持ち込むのです。

 

つまり、職場より先に学校に普及させるべきということですね。

今までのモデルソフトと違い、クイズ形式といった子どもが楽しく継続できる仕組みを設けているのはいいですね。

(現在イラストレーターとして活躍している人たちも、小学校の授業で触った”ペイント”から影響を受けたはず。)

学校教育に、3Dモデルソフトに触れる機械を設けてみてはいかがでしょうか?

■参考サイト

「作ってみよう!」3Dプリンター教育支援CAD(ICT教育) | 製品情報 | アイティオーエス株式会社

世界初!3Dプリンタ教育支援ソフトを発売 立体的なものの考え方を訓練し、「3次元の頭を作る」ことに注力|プレスリリース配信サービス【@Press:アットプレス】


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株式会社メルタは、3D事業に特化した会社です。
3Dデータ作成のモデリーや、3Dプリントの3Dayプリンターなどのサービスを運営しています。ライターの仕事も受け付けます。


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株式会社メルタの代表。 1991年生まれ。高校・大学とボクシングのサンドバックに打ち込み、新卒で入ったベンチャーが半年で倒産し、未経験の3Dプリンター業界で起業。 創業当初は「3人の株式会社」という社名にして怒られていました。目新しいサービスが好きです。