2年ほど前に、3Dプリンターを用いた銃の製作のニュースが(悪い意味で)話題を集めました。
さて、今回は、3Dプリンターを使って印鑑を捏造し、詐欺を行う!という事件が登場。詳しくは以下の記事をご覧ください。
「地面師」という言葉は、一般的にあまり聞かないのですが、“他人の土地を自分の土地のようにして売買する人”のことを指すそうです。(僕も知らなかった〜)
そこで、犯罪の手口の一環として、印鑑を捏造する時に3Dプリンターを利用したそうです。
印刷技術の発達もあり、パスポートなどの偽造は以前に比べてますます容易になっている。陰影がわかれば、3Dプリンタを用いることで実印すら偽造することも可能だ。仮に偽造が見抜けるとしても、過去にはこうした書類を受け取り登記申請を行う司法書士が、地面師グループとして関与し逮捕された事件もあった。
(積水ハウスまで騙された「地面師」暗躍の実態 | 不動産 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準より引用)
3Dプリンター自体は特に問題視されていないのですが、犯罪に使われるとなるとすこし悲しいニュースですね。
あと、漫画「ミナミの帝王」みたいなストーリーだなーと思いました。
以下、SNSでの反響
なんかローテクな話。印鑑に変わる技術はできないものでしょうか。3Dプリンターを話に出さないで欲しいなぁ。(笑)
「陰影がわかれば、3Dプリンタを用いることで実印すら偽造することも可能だ」積水ハウスまで騙された「地面師」暗躍の実態 https://t.co/ku67J1e97Z
— Hidemitsu Furukawa (@gelmitsu) 2017年8月8日
何のアドバイスにもなってない記事だけど、アドバイスもできないほどお手上げということなんだろうな | 積水ハウスまで騙された「地面師」暗躍の実態 3Dプリンタで実印すら完全偽造される時代に https://t.co/XJaP0cOuFp
— 水島六郎ファースト (@mizloq) 2017年8月8日
3Dプリンタが印鑑の文化に終止符を打つ? それは結構なこと。
/ 積水ハウスまで騙された「地面師」暗躍の実態 3Dプリンタで実印すら完全偽造される時代に | 不動産 – 東洋経済オンライン https://t.co/AsL9eN2vb4 @Toyokeizaiさんから— ふぁい (@neconocc) 2017年8月9日
詐欺の手口もどんどん巧妙になっていくんですね。鍵や判子はスキャナーとプリンターがあれば簡単に複製できるので、悪い方向でも使われそうですね。
今日は久しぶりに、3Dプリンターを持ち上げずにブルーな記事を書いてみました。
それにしても63億円の被害ってスケールが大きすぎる。
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