5年ほど前に話題になった3Dプリンター銃問題。ここにきてアメリカで再度注目を集めています。
え、このタイミングで?すでに解決したのではないの?
と思われるのですが、まだまだ続きそうですね。
簡単な流れは、
2013年にウィルソンが銃の設計データを公開➝2015年に裁判➝ウィルソンの勝訴➝小型ハンドガンの規制が緩和➝現在、再度設計図を公開
という感じです。
それにしても、文字通り、銃問題の引き金を引いたウィルソン氏、まだ活動していたのですね。
▼ウィルソン氏の動画。
www.youtube.com
3Dプリンターのドキュメンタリー映画でも、Makerbot・ストラタシス・formlabsに並ぶキーマンとして扱われています。
「3Dプリント業界」がドキュメンタリー映画に|WIRED.jp
それにしても、ウィルソン氏ぶれないなー。
あと、3Dプリンター銃に関するFacebookの対策も興味深いです。
以下、引用
フェイスブックは銃や銃器のパーツの販売や交換を禁じているが、掲載アイテムが多すぎで全てを削除することは不可能だと述べている。ただし、「CodeIsFreeSpeech」のフェイスブックページへのリンクをメッセンジャーでシェアしようとした場合、「認められないリンク」と表示されるケースも確認されている。
CodeIsFreeSpeech側はフェイスブックの措置が、表現の自由の侵害にあたるとして、これに抗議する署名活動を開始した。しかし、銃に関わるフェイスブックの規制は、海外の国に比べればまだ緩やかなものだ。オーストラリアのニューサウスウェールズ州では、3Dプリンター向けの銃の設計図の所有は既に非合法とされている。
今後の3Dプリンター銃はどうなるかな。
大きな波紋は起きないが、長く問題視されそうだなーという印象です。
女性器のスキャンで問題となったろくでなし子さんは、結婚してから主婦業に専念したので、ウィルソンも結婚すればいいのではと思いました。
<運営元情報>
株式会社メルタは、3D事業に特化した会社です。
3Dデータ作成のモデリーや、3Dプリントの3Dayプリンターなどのサービスを運営しています。ライターの仕事も受け付けます。