化粧品会社「L’Oreal」が、化粧品の試験に3Dプリンターを利用するという研究に着手しました。
こちらの3Dプリンターは、人の皮膚と同一の生体反応を起こすものを出力するというものです。
「生きた皮膚」を3Dプリントする試みは世界でも初(?)になります。
なお、本研究は、バイオベンチャーのorganovo者が共同で行っております。
化粧品業界では、人体に悪影響がないかと実験を繰り返してきました。
こうして、3Dプリンターで人工的に生き物を作れるとなると、動物実験などの数を減らすことが出来ます。
5年後には、手作業で行ってた皮膚の生成をオートマチックにする見通しです。
L’Orealは1年間で約1,200億円を研究にあてており、こういった新しい技術への投資を行っております。
www.youtube.comorganovoは臓器の3Dプリントにも成功しており、今回の研究も前向きに進むのではないかと言われています。
生きた皮膚や臓器が作れるとなると、人間自体も製造できる日がきそうですね。
今後のバイオプリンターの未来に期待です!
■参考記事
http://www.businessnewsline.com/news/201505201237360000.htm
3Dプリンターで人間の皮膚を生成する研究に大手化粧品ブランドが着手 – GIGAZINE
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3Dデータ作成のモデリーや、3Dプリントの3Dayプリンターなどのサービスを運営しています。ライターの仕事も受け付けます。