現在、3Dプリンターで食品を出力するという取り組みは全世界で行われていますが、その内容は砂糖菓子やチョコレートいったものが主流になっています。
また、栄養価を高めた成分で食品を3Dプリントした場合、どうしても人工的なものになってしまい、見た目や味といった点で実用的な食事を3Dプリントすることは難しいです。
そんな中、オランダのChloé Rutzerveldさんが非常におもしろい取り組みを行っており、世界の注目を集めています。
「Edible Growth」と呼ばれる、そのプロジェクトは、食品の育成プラットフォームを3Dプリントし、そこで植物やキノコ等を育て、丸ごとそのまま食べられるというものです。
▼実物の写真がこちら!
おおお! なんだこれ!!
面白すぎるwww
今回のプロジェクトでは、高い栄養価を維持しつつ、また人工物ではなく自然な食品を3Dプリントするため、取り組まれています。
約5日間程で食品は成長し、その成長段階に合わせ、味や香りが変化し、好きなタイミングで食べることが出来る楽しみもあるとのこと。
また、現在食品業界が抱えている最大の課題である食品廃棄物の削減といった問題の解決にも繋がる取り組みです。
構造は上記のような3層構造になっています。
1層目は、藻類や果物、ナッツから作られた育てるための培地となる寒天。
2層目は、植物の種子やキノコ種菌。
3層目は、外殻となっています。
本当におもしろい取り組みですね!!
実際に食べている写真もありました!!
・・・。
・・・。
ぜ、絶対おいしくないやん。
とってもおいしそうですね!
実際、味のところは不明なのですが、笑
非常に社会的に価値があるおもしろい取り組みだと思います。
機会があれば、是非食べてみたいですね!
Chloé Rutzerveldさんのポートフォリオページはこちら!
わずか21歳の方だというから、さらに驚きです!
<運営元情報>
株式会社メルタは、3D事業に特化した会社です。
3Dデータ作成のモデリーや、3Dプリントの3Dayプリンターなどのサービスを運営しています。ライターの仕事も受け付けます。