アメリカの自動車製造ベンチャーのローカルモーターズは、シカゴで開催中の国際製造技術展覧会で3Dプリンタを用いて、自動車のプリントを行うプロジェクトを取り組んでいます。
そして、ついに本日、自動車が完成!
テスト起動では、問題なく全ての機能が作動したそうです。
明日、実際にテスト走行が実施されます!
▼本日の実際の会場の様子
ローカル・モーターズの最高経営責任者(CEO)である、ジョン・B・ロジャーズ・ジュニア氏によれば、今回の3Dプリント自動車「ストラティ」は、最高時速は64kmで、テスト走行に問題がなければ、数カ月以内に一般販売を開始したいと考えているとのこと。
価格は機能にもよるが、1.8万ドル~3万ドルの当たりとのことで、その安全性が証明されれば、幹線道路で普通に出されているスピードでの移動が可能のようです。
▼これまでの開発の様子が映像にまとめられています。
3D-printed Car by Local Motors – The Strati – YouTube
今後の展望としては、現在の製造期間である4日間を12時間にまで削減し、買い手が自由にカスタマイズできる仕様にしたいとのことで、現在はゴツゴツとしたカーボンファイバーで強化された黒いプラスティックで作られていますが、将来モデルではより光沢がある車体にすることも可能のようです。
明日の走行テストが無事成功に終われば、大きなニュースになりそうですね!
【参考】ローカルモータズブログページ
<運営元情報>
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