人気クラウド・ファンディング・サービスであるキックスターターで3Dプリンターで製造されたアルコール検出器のプロジェクトが人気を集めているとのこと!!
「DrinkMate」と名付けられたその小型アルコール検出器は、先月8月後半からキックスターター上でプロジェクトが公開され、現在、終了日まで16日を残して目標金額4万ドル(約420万円)を大きく越える6万ドル(約630万円)を調達しているようです。
実物の画像はこんな感じ。
おお!確かに小さい!
サイズは1.8cmと小さく、デザインも非常にかわいいです。
使い方ですが、アンドロイド・スマートフォン連動型で、スマートフォンに接続し、専用のアプリをダウンロードして使用するため、電池がいりません!
これは便利!!
確かに筆者も朝方まで飲んだ後、大量の水を飲みながら、いつ頃まで待てば運転していいのかとウェブで検索しまくったことがありました。
動画はこちら
この製品が3Dプリンターで作られているのですが、
ここまで読んで、
「へ~、3Dプリンターで作られてるのか~。だから話題になっているのか~。」
と思ったそこのあなた!
一見そう思いますが、本質はそこではないと思います!
この製品が注目を集めている理由は、世界最小サイズで、いつでもどこでも「DrinkMate」とスマホさえあば、アルコール検出が行えるという点。
特にアルコール消費が日本より盛んなアメリカ、及び海外において、ニーズが高いんじゃないでしょうか。
そして最も学ぶべき点は、「DrinkMate」のように、製品のスタートアップ時は、注文が確定した後、受託生産という形態で製品を販売するケースがアメリカで一般的になってきているということ。そのため、初期に大きな設備投資がいらず、格段に参入の敷居が低くなります。
そこに、3Dプリンターは非常に相性が良いというわけです。
従来型の規格品大量生産のコンセプトを超越したメイカーズ時代が、アメリカを初めとし、訪れつつあるのではないでしょうか。
キックスターター「DrinkMate」のページ
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