従来の10倍の造形スピードを実現する金属3Dプリンター試作機が登場(予定)。本機械は、株式会社東芝と東芝機械が共同開発しました。
造形速度向上の理由として、ノズルの噴射領域を小さく集束させるノズルの開発と、材料の必要部分のみを造形するため時間短縮することが挙げられます。
また、機械の特徴として、部分的に素材を変えることが可能です。
3Dプリンターの金属造形が最終製品に使われていますが、マルチ素材が対応できるのであれば様々な用途に使われそうですね。
本プリンターは、2017年以降の販売を予定しております。
また、近年3Dプリンター造形の高速化が進んでいるように思えます。
Carbon3Dは、CLIP方式を採用しており、100倍の速度を実現しています。
本試作機は、東京ビックサイトで開催される「モノづくりMatching」に、12月2~4日の間展示されます。興味のある方は、是非ともご参加下さい。
■参考サイト
東芝:プレスリリース (2015-11-25):東芝と東芝機械、金属3Dプリンターを共同開発
<運営元情報>
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