3Dプリンターを活用した物流事業
偶然かどうか、同じジャンルの事業を、2社が(ほぼ)同じタイミングで発表しました。
1.ヤマトホールディングスが3Dプリントサービスを提供
2.カブクと日本通運が3Dプリンタを活用したデジタル製造受託サービスにおける物流分野での業務提携を発表
色々と熱いですね!別々に記事を書くのが手間 、読み手からすると分散すると思うので、まとめて紹介します(すみません)
プレスの内容としては、ヤマトは自社内で完結するシステムでサービス提供し、日通はカブクとの業務提携を行うというもの。両社のリリースの内容などを、ざっくり挙げてみます。
ヤマト
サービス概要
(以下、引用)
本サービスは、オーダーメイド製品や少量多品種生産が必要な事業者に、3Dプリンター用のデータ作成から造形、配送までをワンストップで提供するサービスです。
- (1)回収
- 3Dプリンター用のデータを取る“型”をヤマトグループが回収に伺い、YSDの3Dプリントセンターに送ります。なお、すでに3Dプリンター用のデータをお持ちの事業者は、データをYSDへ送れば造形を行うことが可能です。
- (2)3Dデータ作成
- (1)で届いた “型”をYSDの3Dプリントセンターでスキャンし、3Dプリンター用のデータを作成します。
- (3)造形
- (2)で作成したデータを利用して、3Dプリンターで造形を行います。
- (4)配送
- 出力した造形物を事業者へお届けします。また、必要に応じて、事業者が最終加工した商品を指定の場所へお届けします。
▼ヤマトシステムのイメージ図
日通・カブク社
プレスリリース概要(以下、引用)
日通はカブクが提供する3Dプリンタ等のデジタル製造技術を活用したオンデマンド製造サービス「MMS Connect」及び「MMS(Rinkak Manufacturing Management Service)」(※)において、製造物及び関連物品の輸送、製造物の保管などの物流サービスを提供します。また、カブクは日通に対して3Dプリンタ等のデジタル製造技術を活用したマスカスタマイゼーション(個別大量生産)実現に必要な高度なノウハウを提供することで、高度化するお客様の製造ニーズにサプライチェーンの観点からお応えします。
▼イメージ図
コンテナに変わる3Dプリンター
それにしても、ここ2年で物流と3Dプリンターに関するニュースが多くなってきている印象があります。Amazonも受注生産のサービスを立ち上げましたし。
今後、あらゆる商品が3Dデータ化され、大量製造ではなく最寄りの工場で製造する流れはどんどん増えてきそうですね。
▼少し前に、世界でも大手物流会社のUPSが参入
カブクの稲田さんは、昨年くらいからインダストリーや物流に関する取材を受けていたので、事業がこの方向に向かうだろうと感じていました。
カブクは、国内外のサプライヤー側にMMSなどのシステムを提供しております。ファブレス型のモデルなので、物流の分野は相性が良さそうですね!今後の動きに、興味ありでます(次は医療関係にいくのかなと勝手に予想)
本ニュースに対するネットでの反応
おー! これいいじゃん! 値段によっては一気に流行りそう。 “ヤマトシステム開発、「3Dプリント・配送サービス」を開始~羽田クロノゲートに3Dプリンター設置” https://t.co/VNM5ds3BjG
— gucci1208 (@gucci1208) 2017年1月30日
ヤマトは受託製造に参入する。物流拠点に高性能3Dプリンターを設置し、発注から納品までの期間は既存の半分程度になる。技術革新を背景にサービス業の製造分野進出が本格化してきた。
ヤマトが受託製造参入 3D印刷活用、まず医療関連製品https://t.co/tTTGZqd7sR
— JAZZY (@hi_tech_jazz) 2017年1月27日
なぜ、義肢装具や医療モデルなど危険な方向に行ったのだろう・・https://t.co/6rAMlUx9ae
— Sumame,Inc (@sumameyoshida) 2017年1月28日
カブクすげえ!!!/ヤマト、受託製造参入 3D印刷活用 物流施設を拠点に 日通も検討 :日本経済新聞 https://t.co/tHrzHtUY9t
— kameda tetsuya (@ka_me_sen_nin) 2017年1月27日
余談ですが、物流にイノベーションを起こしたコンテナの歴史を書いてある「コンテナ物語」という本もおすすめです。是非ご一読ください
本は結構長いので、サクッと知りたい方は、以下の動画の18:20~をご覧ください。ひろゆきが分かりやすく説明しています。
www.youtube.com
▼なお、創業初期の弊社のプレゼン。物流の活用事例が増えると推してました(なぜかドヤ顔)
勝手な脳内ブレストですが、3年後くらいに、自動車配車アプリのUBERあたりも絡んできそうですね。
試作品を最寄りの個人のプリンターで作って、近くのドライバーが配送するのって、わりとありそうですね。となると、提携先は3D HUBSなのかな。笑
ランチの速達配送は、UBER EATS
ちなみに、最近、弊社では「UBER EATS」にハマっています。
「UBER EATS」は、東京都内の美味しいレストランのご飯を、オフィスや家で気軽に食べることができます。
▼カレー、ハンバーガー、寿司、和食、中華など多くの店をご利用できます。
▼料理の種類も豊富、注文してから30分程度で到着します。
▼実際に届いた様子。サラダボールを注文しました。
代引きではなくクレカ払いなので、決済もラクラクです!野菜を取れる店が多いのがいいですね。
初めての方はほぼ無料?1,500円オフキャンペーン
さて、そんな便利な「UBER EATS」
また初めての方は、アプリをインストールし“eats-qeclc”のコードを打ち込むと、通常価格から1,500円引きで利用することができます。
これでランチが一食分浮きますね。是非ご利用ください!
お腹すいてる?このコードを使うと #UberEATSの初回注文が¥1500 割引:eats-qeclc.
これを機に、美味しいランチ生活を過ごしてみてはいかがでしょうか?
<運営元情報>
株式会社メルタは、3D事業に特化した会社です。
3Dデータ作成のモデリーや、3Dプリントの3Dayプリンターなどのサービスを運営しています。ライターの仕事も受け付けます。