DMMが3Dプリントサービスのアイジェット社を買収。
年始早々、ドでかいニュースが入りました。
(他の記事と被らないよう、少し後出しで書きました。)
gamebiz.jp
アイジェット社は、7年ほど前から3Dプリント事業を着手し、規模・認知度ともにトップクラスの会社です。
弊社も創業時からお世話になっており、現在は同じオフィスで仕事しているので、今回のニュースは大変驚きました!
久米原社長が本記事に関しましてコメントをしていましたので、挙げておきます。
(引用元:アイジェットはDMMの子会社になりました。)
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新年早々ではございますが、プレスリリースにて発表させて頂きました通り、このたび株式会社アイジェットは株式会社DMM.com(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 片桐孝憲、http://www.dmm.com/ 以下DMM )へ全株式を譲渡し、DMMの完全子会社となりましたことをご報告致します。
2009年5月14日にアイジェットを創業してから今日でちょうど2,800日になります。大変目まぐるしく、タフ&エキサイティングな状況の中、考え、動き、挑み続けながら経営をしてきました。2013年と2014年の二回にわたりVC数社への第三者割当増資による数億円の資金調達も行い、ベンチャー企業らしい著しい急成長とまでは言えないまでも、これまで順調に業績を伸ばしてきました。
しかし、この「ベンチャー企業らしい著しい急成長とまでは言えない」というところがいつもひっかかっていて、日本国内向けの3Dプリントサービスビューローとしてだけでは成長に少し時間がかかりそうだというのが実感としてありました。
そんな状況の中、3Dスキャン技術や、アプリ開発、3Dモデリング技術等を含むインプットの拡充に取り組んで参りましたが、「3Dデータを使った事業をもっと総括的に開発し展開したい」「グローバル市場にチャレンジしたい」「ものづくりの社会インフラになるようなサービスを作りたい」という気持ちをいつも感じていました。
DMMは、2013年7月より3Dプリントサービスに参入しています。DMM.makeブランドにてユーザフレンドリーなサービスの開発、および機材ラインナップの拡充に取り組んでいる国内最大規模の造形サービスです。
きっかけとなったのは、DMMが2016年6月1日にリリースした海外クラウドファンディングプロジェクト申請支援サービスの「DMM Starter」に依頼し、Kickstarterプロジェクトをご一緒させて頂いたこと。それ以来、DMMとともに市場領域の拡大、グローバル市場へのチャレンジができたら凄いんじゃないか?という考えが頭から離れなくなりました。
そして、NewsPicks等で亀山会長の記事やコメントを読むうちに、亀山会長の大ファンになったということが、今回の決意の大きな要因の一つになりました。
また、この度のアイジェットの子会社化と同時に、私がDMM.make3Dプリントサービス全体の事業責任者を拝命いたしました。これからDMM.make3Dプリントサービスと子会社のアイジェットを「3Dのトータルサービスプロバイダー」へと領域を拡大していきます。
3Dプリントサービスビューローとしてのプリンター保有台数も全体で25台、スタッフ数も全体で50名超、出力数も国内最大規模となります。
今後は徐々に統合を行い、サービスの益々の向上や、新規サービスをリリースして参ります。
今までの何倍ものスピードで成長していきたいと考えており、大変ワクワクしています。
是非、今後の展開にご期待下さい!
引き続きどうぞ宜しくお願い致します。
株式会社アイジェット 代表取締役 久米原 勝
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みたいです。
ブログではなく、Evernoteに書いているのが渋いですね。笑
特に、ここらへんのコメントは印象的です!(めっちゃ同感です)
「ベンチャー企業らしい著しい急成長とまでは言えない」というところがいつもひっかかっていて、日本国内向けの3Dプリントサービスビューローとしてだけでは成長に少し時間がかかりそうだというのが実感としてありました。
売却の決め手となったのは亀山会長らしいです。会長恐るべし。
NewsPicks等で亀山会長の記事やコメントを読むうちに、亀山会長の大ファンになったということが、今回の決意の大きな要因の一つになりました。
それにしても、DMMは、Pixivの片桐さんを社長に迎えたり、本当にアグレッシブですね。
ここ数年では、事業や組織体制がガラッと変わってきているように感じます。非上場最強のベンチャー企業です。
海外と比べて国内ではファイナンス面の話は少なかったのですが、ここ最近、JMC社の上場から今回の売却といった今までになかったニュースが飛び交うようになりました。
これからDMMが3Dプリントシェアを大きくとりトップの地位を確立するのか、それとも新たな対抗馬が現れるのか…。どのような波長が生まれていくのでしょうか。
今後のアイジェット社の活躍に期待です!
ちなみに、弊社は「コアラのマーチの絵柄を消すマシン」の3Dプリントをしたりして稼いでいますよと。
fabcross.jp
<運営元情報>
株式会社メルタは、3D事業に特化した会社です。
3Dデータ作成のモデリーや、3Dプリントの3Dayプリンターなどのサービスを運営しています。ライターの仕事も受け付けます。