家庭用3Dプリンターで、簡単に複色出力できる「Palette」が登場。

3Dプリンターが個人で購入されてる今日、すでに購入されものづくりを楽しんでいる方も少なくないはず。
しかしその中には「シングルノズルでの単色の出力では満足できない!」という方もいるのではないだろうか。

今回、取り上げるのは既存の3Dプリンターでも複色出力ができるデバイス、
カナダのスタートアップ Mosaic Manufacturing が発表した「Palette」

この「Palette」は出力したい3Dデータに基づいて最大4種類のフィラメントをモデルのカラー通りに3Dプリンターへ供給するデバイスとなる。

以前であれば、3Dプリンターのノズルを増やすことによって複色出力を実現していたが、「Palette」では、その前工程、供給するフィラメントを加工することで既存のシングルノズルの3Dプリンターでも複色出力することが可能になるのだ。

読むよりも見るが易し!

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途中のインタビューは、ちんぷんかんぷんでしたが4色のフィラメントが
1本のまだらなフィラメントとして供給されていくのが分かったのではないだろうか?

なお、手持ちの3Dプリンターを改造する必要はなく「Palette」のアプリへデータを
送るだけでフィラメントの必要な量・タイミングを計算し自動で調整してくれる。

また「Palette」では4種類のフィラメントが利用できるので色だけではなく
4種類の素材での出力も可能となる。
導電性フィラメントやカーボン、金属や木材が配合されたフィラメントを
使った複合出力もできる。

以下、価格などの概要。

Paletteは5月23日までKickstarterでクラウドファンディング中。記事執筆時点では、目標額の7万5000カナダドル(約734万円)の2倍を超える16万カナダドル(約1560万円)以上を集めている。早期割引分は早々に売り切れた。記事執筆時点では849カナダドル(約8万3000円)で、Paletteが1台購入

できる(送料は発送時に別途支払)。出荷は2016年の1月の予定だ

いろんな可能性が生まれそうな「Palette」

よりオリジナリティなものづくりが可能となり創作意欲が、どんどんと刺激される面白いデバイスではないだろうか。


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