ここ最近、テクノロジーの進化が劇的に加速しているように感じます。
家の中ではお掃除モンスター「ルンバ」が飛び交い、飲み会に行けば仮想通貨の話で盛り上がり、DMMにアクセスするとアダルト動画をワンクリックで購入することが出来ます。
筆者は、ドラえもんやターミネーターのようなディストピア的な世界観が好きなのですが、少なからずそのような世界に近づいてきているのかな〜と感じます。
さて、今回の記事では、SFチックな3Dプリンターの機種/サービスを紹介していきます。
寿司の転送サービス
おでんやお寿司など、日本食をデータ化し、フードプリンターで再現するもの。17世紀のイタリアで、このサービスを予測したら石を投げられそうな企画ですね。
広告代理店っぽいサイトだなと思ったら、電通のプロジェクトでした。他にも、DENSOやフードプリンターの研究に定評のある山形大学などが参画しております。
プロジェクトのコンセプト動画はこちら。ここまでくるとエイプリルフール企画なの?とも思ってしまいます。
youtu.be
空から造形するドローン型の3Dプリンター
建物を3Dプリントする「Fly Elephant」は、ドローン型のコンセプトです。また、空中からの印刷に留まらず、時には海から、時には宇宙空間から3Dプリントするという正真正銘のマッドな3Dプリンターです。
こんな発想をするのは中国の会社かな?と思ったら中国のメーカーでした。
参考記事:ドローン型の3Dプリンターが登場! | 3Dプリンターなら「Makers Love(メイカーズラブ)」
4Dプリンター
宇宙空間で3Dプリントし、地球に直接配送するというサービス。
そういえば、こんなものも作ったなー!という3年ほど前の弊社のエイプリルフール企画です。懐かしいな。
ブロックチェーン技術を用いたネットワーク型3Dプリント
ポリトロニカ社が提供している「3D-TOKEN」は、世界中の3Dプリンターの使用状況をブロックチェーン技術で管理し、プロジェクト毎に分散型の造形を行うというサービスです。
さらにこの事業自体もICOして、独自のコインを発行しております。
まさに、パワーワードのてんこ盛りで、カキ、白子、あん肝を盛り合わせた「痛風鍋」を見てるかのような気分です。個人的に興味のあるプロジェクトです。
すこし前に自社ブログでも紹介しております→世界中の3Dプリンターをブロックチェーン技術でつなぐポリトロニカ社とは? | 週刊ヤング3D
まとめ
今回は先進的な3Dプリンターを紹介してみました。
記事を書いているうちに、海外(特に中国)は、3Dプリンター自体の活用方法がマジで大胆だなーと感じました。
3Dプリンターは製造現場におけるソリューションや効率化!という考えにいきがちですが、3Dプリンター自体の使用方法をはみ出してみたり、間違えてみたり、そもそもの定義から考えてみるのもいいかと思います。
3Dプリント事業を行っているうちに、自分たちは何をしたいんだろうな〜!と考える時があるので、このような未来的な事業をみるとハッとしたりします。
ちなみに、今日誕生日(27歳)なのですが、既成概念にとらわれずにフレッシュな発想を持ち続けたいな〜と思います。
<運営元情報>
株式会社メルタは、3D事業に特化した会社です。
3Dデータ作成のモデリーや、3Dプリントの3Dayプリンターなどのサービスを運営しています。ライターの仕事も受け付けます。