手のひらサイズで低価格の光造形プリンター「Bean」が、Kickstarterで登場

世界最大級のクラウドファンディングサイト「Kickstarter」にて、新しいプロジェクトが応募。

「Bean」という3Dプリンター機種です。こちらは2万円〜で購入できる光造形方式の3Dプリンターで、めちゃくちゃ小さいサイズなのが特徴です。

 

>>プロジェクトページ

Bean 3D Printer: The Ultimate Consumer SLA 3D Printer by Kudo3D — Kickstarter

https://oshiete.xgoo.jp/_/itlife/bucket/channel/images/article_main/c/6_592bbb929086c/L.jpg

 

本プロジェクトの見どころや会社の特徴

  • DLP方式の3Dプリンターを作っているkubo社が製作を担当
  • Kubo社は前回「Titan1」をKickstarterに応募し、2分でプロジェクト達成
  • 機材の大きさは、20*20*40cm程度
  • 早期予約価格で199$(約2万円)
  • 募集額は5万ドル(500万円)

 

光造形で2万円とか安すぎて怖さがありますね、、笑

東京から沖縄まで700円で行ける飛行機を思い出しました。個人や団体でなく実績のあるメーカーのプロジェクトなので、信用度は比較的高いです。

 

▼Beanのスペック早見表

f:id:osic:20170531152344p:plain

 

プレスリリースの文章を引用します。

「3Dプリンターは、様々な産業にとって破壊的イノベーションと言われています。しかし、ほんの一部の人にしか利用できない技術は、とてもいい技術とは言えませんので、どうすればその良さをみんなに伝達できますか?我々が一年かけて出した答えは、この新世代3Dプリンターにあります。」と社長Dr. Tedd Syaoが語りました。

 Kickstarterキャンペーンで、超早期予約価格US$199、早期予約価格US$299、通常価格のUS$350は、今までの光造形3Dプリンターでは全くありえないぐらいの値段です。Kudo3Dは、この業界の常識を覆す価格で3Dプントの楽しさを世界に広めたいとしています。全ての金額も、バット等の消耗品が付いています。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000019450.html

▼造形品の画像はこちら

f:id:osic:20170601191609p:plain f:id:osic:20170601191622p:plain

応募をしているkubo社は米国の会社なのですが、日本語版の取扱説明書をつくったり、東京タワーらしきサンプルモデルがあったり、かなり日本市場を意識しているように思えます。

ちなみに、募集額の5万ドルは達成されました。2017年6/1の時点で20万ドルの支援額が集まっております。

すごい。。。

■参考サイト

【本体お豆サイズ】史上最低価格光造形3Dプリンター「Bean」~Kickstarterでクラウドファンディングスタート~超早期予約価格2万円!~|Kudo3D Inc.のプレスリリース

光造形3Dプリンター「Bean」 クラウドファンディングのKickstarterで2万円から購入可能! – ITライフch | 教えて!goo

【本体お豆サイズ】史上最低価格光造形3Dプリンター「Bean」~Kickstarterでクラウドファンディングスタート~超早期予約価格2万円!~ – 産経ニュース

Bean 3D Printer: The Ultimate Consumer SLA 3D Printer by Kudo3D — Kickstarter


画像の説明文 <運営元情報>
株式会社メルタは、3D事業に特化した会社です。
3Dデータ作成のモデリーや、3Dプリントの3Dayプリンターなどのサービスを運営しています。ライターの仕事も受け付けます。


ABOUTこの記事をかいた人

Avatar photo

株式会社メルタの代表。 1991年生まれ。高校・大学とボクシングのサンドバックに打ち込み、新卒で入ったベンチャーが半年で倒産し、未経験の3Dプリンター業界で起業。 創業当初は「3人の株式会社」という社名にして怒られていました。目新しいサービスが好きです。