「環境汚染」や「温暖化」により年々減少気味になっているサンゴ。
そんななか、人工のサンゴをつくりサンゴ礁を守ろうとする取り組みが始まりました。活動を行っているのは非営利団体の「REEF DESIGN LAB」
3Dプリントで人工サンゴを製作し、海に設置。人工サンゴを置くことで、サンゴ礁の生態系を保つというものです。
▼実際の画像
実際の効果について
人工サンゴには設置後わずか数カ月で海藻が繁殖し、多くの生物が人工サンゴをすみかや隠れ家として利用し始めたそうです。
人工サンゴの設置は今すぐにサンゴ礁の減少を食い止めたり、減少したサンゴを復活させるための強力な手段にはなりません。しかし、海流が弱くほかの生物にも見つかりにくい隠れ家を提供することができ、サンゴ礁がなくなって困る生物たちがシェルターとして利用することができます。
ゴード氏は3Dプリンターで人工サンゴを作るにあたり、生物にとって悪影響が出る素材を使わないようにしたり、構造それ自体が海の環境に悪影響を与えないようにしたり気を配っています。
なんかあれですね。
こういうのいいですね。
人工サンゴで自然の生態系を守ろうという取り組みはとてもいいなーと思いました。またサンゴの形状は3Dプリンターが合いますし、
最近イスラエルの会社が大きいモデルが造形できる3Dプリンターを発表しました。今後、素材の改良やコーディングする技術が発達すればサンゴを低価格でつくることはできそうですね。
設置シーンの動画
www.youtube.com
沖縄の問題もありますが、他の場所でも応用がききそうですね。
ちなみに、昨日から台風のニュースが騒いでいるのですが、サンゴを守るにあたり「台風」が有効だそうです。知らなかった。。
沖縄のサンゴ脅かす「白化」なぜ起きる? 色は生きるための「秘策」 | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス
■参考サイト
『サンゴの白化現象』 – 海の砂漠化「珊瑚の白化」の原因や消えていくさんご礁 – プラス地球温暖化
3Dプリンターで「人工サンゴ」を作り出してサンゴ礁を保全する試みが進行中 – GIGAZINE
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